Ema Ryan Yamazaki

Ema
Ryan
Yamazaki
山崎エマニューヨークと東京を拠点とするドキュメンタリー監督。日本人の心を持ちながら外国人の視点が理解できる立場を活かし、人間の葛藤や成功の姿を親密な距離で捉えるドキュメンタリー制作を目指す。

Works

About

神戸生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。大阪の公立小学校を卒業、中・高は神戸のインタナショナルスクールに通った。青春時代にはモダンダンスに没頭し、自己表現の面白さと難しさを学ぶ。

映像制作に興味を持ったのは中学生の授業でビデオカメラを使って「何か」を伝える機会をもらった時。ストーリーテラーになることに魅力を感じた。

19歳で渡米しニューヨーク大学映画制作学部を卒業後、巨匠サム・ポラードの編集助手としてキャリアを開始。

2012年、大学卒業直後に応募した国際衛星テレビ局アルジャジーラの一般応募を勝ち抜き、京都で800年続くお寺を持つ家族のジレンマを捉えた『MONK BY BLOOD(お寺の子)』を制作。2013年に130カ国以上で放送された。

2014年にはロバート・レッドフォードがエグゼキュティブ・プロデュースし、巨匠マーク・レビンが監督を務めたCNN のドキュメンタリーシリーズ番組『 CHICAGOLAND 』の編集を担当。

その後レビン氏と再びタッグを組み、編集とコープロデュースを手がけた長編ドキュメンタリー『CLASS DIVIDE』 が2015年、DOC NYCでグランプリを受賞し、2016年にHBOで放送。

2017年1月にNHKで放送されたマーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙』にまつわるドキュメンタリー番組にアメリカ側のディレクターとして参加した。

監督、プロデュース、編集を手がけた初長編ドキュメンタリー作品『モンキービジネス:おさるのジョージ著者の大冒険』(英題『MONKEY BUSINESS: THE ADVENTURES OF CURIOUS GEORGE’S CREATORS』)では、人気絵本シリーズおさるのジョージの著作者、ハンスとマーガレット・レイ夫妻の半生をアニメーション、アーカイブ映像、インタビューを交えて描いた。

3年間の制作期間を経て主に大学時代の仲間と作り上げた作品は、クラウドファンデングで18万6000ドル(約2000万円)を集め、2017年にロサンゼルス映画祭でワールドプレミア後、アメリカの大手配給会社オーチャードから世界配給。

日本での劇場公開は2018年夏より行われた。

2008年より9年間ニューヨークに住んでいた山崎は、日本を出たからこそ気づいた日本独特の良さ、そして「アニメ・スシ・フクシマ」以外の日本の姿を海外に発信したいという思いが強くなり、2017年春から東京にも拠点を作った。

その夏、久しぶりに目にした高校野球の姿が、日本社会の規律や協調性の象徴に見え、次回作のテーマにすることを決める。夏の甲子園100回大会を迎えた高校野球の長期取材はNHK・NHKエンタープライズとの国際共同制作プロジェクトとなり、NHKでは2018年夏にノーナレ『遥かなる甲子園~Diaries of Youth~』が、そして2019年春にETV特集『HOME〜我が愛しの甲子園〜』が放送。

海外向けの映画完全版『KOSHIEN: Japan’s Field of Dreams』は2019年にアメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭DOC NYCでワールドプレミアされ、2020年6月にはスポーツ・チャンネルESPNにて全米放送。大谷翔平と菊池雄星を輩出した花巻東高校の佐々木監督と、その彼が師と仰ぐ横浜隼人高校の水谷監督のそれぞれの100回大会の年を通して、戦後からの日本、そしてこれからの日本を見つめる作品となった。

2019年にはNHK大河ドラマ『いだてん』の紀行番組(全47本)を担当。

『#dearICHIRO』(全11本、Yahoo! Japan Creators Programで配信)では、子供の頃からの自身のヒーローであるイチロー選手の引退のタイミングで、彼が世の中に与えた影響を探りながらファンや関係者の物語を取り上げた。

そして2020年3月、NHK BSスペシャルとして『CHAYA 魂の番人〜エイリー舞踊団に捧げた半生〜』が放送された。世界屈指の舞踊団、アルビン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアターの副芸術監督を30年近く務めた日本人、茶谷正純を5年間にわたり追った。

山崎はもともとエディターだったことを活かし、現在も自身の作品の編集も手掛ける。2017年には映画プロデューサーのエリック・ニアリと結婚。以来、監督とプロデューサーのパートナーシップを組んで作品に取り組む機会も多い。

Contact

Cineric Creative

シネリック・クリエイティブは、ニューヨークと東京に拠点をもつ映像制作会社。主に日本と海外の国際共同制作を手がけ、野心的なインディペンダント映画の企画・制作を行う。

cinericcreative.com

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